アジズとの対話
個人面談第四回(1999年12月26日)
マトリックス体験
アジズ:今日はどうかな?
キヨタカ:え~と、マトリックスという映画を観ましたか?
ア:イエス。
キ:実は昨晩のあなたとのサットサングの中で、頭の中が真っ白になってしまう体験をしました。ちょうどあの映画の中で、主人公が背景の真っ白なコンピュータープログラムの中に入ってしまうシーンと同じ体験です。 もしかしたらほんの一瞬だったかも知れないし、かなり長い時間だったかも知れません。
その後で、マインドに混乱が起こりました。 今まで自分が明確に計画していた物事が不確かになってしまったのです。 関係性の事とか、これからの仕事の方向性とか先の事がよく分からなくなってしまて、、、。
ア:なるほど。
キ:今日があなたと会う最後のはずでした。予定では、間もなくネパールに行って10日間の瞑想プログラムを受ける計画だったのです。その計画も揺さぶられてしまって。 このままあなたとのワークを続けたい気持ちも湧いてきて、非常に揺さぶられています。昨日までは、そんな事は思いもよらなかったのに!
ア:将来の計画が揺さぶられると言うのは、とて良い事だ。マインドは機械的だ。 直感がより働き始めたので、従来の概念で選んだものではない事、つまり存在がもたらした新しい可能性に開き始めたという事だ。より柔軟になったわけだ。