恩寵の扉が開くまで

0、はじめに

 不思議な縁に導かれて出版した「アジズとの対話」は、同じ道を志す方々から予

想外の好評をもって迎えられた。
すでに瞑想をされている方々からはもちろん、新たに瞑想に関心を持った方々からも様々な問い合わせがあり、嬉しさと同時に出版という形で一般公開した事についての責任もひしひしと感じている。

 あの本はいわゆるステート・オブ・プレゼンスの確立までを記述したものであるが、その後新たな出逢いや劇的とも言える心境の変化があり、あの対話をしたキヨタカと今の私とでは別人の感すらある。

 どう変化したかを手短に言うと、魂の探求者から体現者へ、修業から恩寵へのシフトだ。 
特に今年に入ってからこのシフトが強まり、ちょっと大げさな表現ではあるが、宇宙の叡智(ガイダンス)と直接繋がる体験をし始めた。
パソコンに例えると、インターネットが常時接続になった感覚とでも言える。

 もっともアクセス能力が未熟なので、自分の問題が完璧にクリヤーになったわけでもなく、他人の問題を解決出来る様な特別のガイダンスを受け取っているわけでもない。

 それでも、今の私はとても幸せだ。
例え小さくとも自分の内側に光が宿っていて、その光はキリストやブッダなど過去の偉大な聖者達の輝きと本質的に同じものであり、間に誰を介する事もなく、それに直結し始めた事に対する確信を得たからだ。
これこそが、私の魂が何生にも渡って恋いこがれてきたものに違いない。

 ガイダンスと繋がった人生は、ちょうどカーナビを装備した車の様だ。
魂の覚醒とは、人生のカーナビのスイッチをオンにする事だ。
いったんオンにしさえすれば、あとは宇宙のGPSとでも言うべきガイダンスがあなたを正しい方向へと導いてくれる。
すると今までの苦労や困難は、チャレンジと冒険に満にちたドライブだった事に気づかされる。
そしてあなたは魂としての自己を生き始め、本来果たすべき「天命」に捧げる、新しい人生へと飛翔するのだ!

 このページは主に「アジズとの対話」の読者を対象にしている。
ステート・オブ・プレゼンスの確立以降、どの様なプロセスを経てガイダンスと繋がり始めたかについて、出来るだけ具体的かつ体験的に書くつもりだ。
同じ道を歩む方々にとり、少しでもお役に立てば幸いである。

 ここで予備知識のないままこのページをご覧になった方々に、お願いがある。
ぜひ「アジズとの対話」とそれから私の敬愛するマスター(瞑想と人生の師)であるOSHOの本を最低一冊読んでから目を通して欲しい。
OSHOとアジズの教えの基本を知っている事を前提として、話は進んでいく。

 「無明には始まりはないが終わりがあり、光明には始まりはあるが終わりがない」とOSHOは看破した。

 それでは同じ道を志す全ての道友たちへ、我が魂の無明から光明への真実のストーリーの始まり始まり!

>>1、フーマンとの出逢い