恩寵の扉が開くまで part2

(10)悟りにステージはない

フ:今回は、あなたにとって非常に重要な生だ。

チャンスがある。

あなたの潜在性に目覚め、究極の自己を理解するチャンスだ。

「これ」意外に価値のあるものは、何もない。

本当に何もないのだよ。

それが解らないと、あなたは再び転生する。

あなたはそれを望んでいない。

幻想の中には止まりたくないだろう?

あなたは、長時間坐り続ける修行や、集中し続ける事、あるいは本を読みあさる事は止めた方がいい。

なぜなら、それはすべてマインドのものだから・・。

私はあなたに、「本当のあなた」を直接に与えた。

これが、ガイダンスの贈り物だ。

これはたった今、ここにある。

「これ」がそれだ!

私はあなたを開き、それに目覚めさせた。

あなたが本を読みあさり頭を使うと、再びマインドへ戻ってしまう事を私は知っている。

そうなって欲しくない。

何故、私が本を書かないのか、理解出来るかな?

書こうと思えば、簡単に出来る。

しかし、そうすると人々はマインドへ入り込む。

悟りとは、たった一つだ。

「これ」だ。

「これ」を越えるものは何もない。

「これ」の前後に、様々な悟りの境地があるわけではない。

「真実の自己」は、たった一つだ。

「偽の自己」も一つだ。

マインドは一つで、ノーマインドも一つだ。

そうでない限り、人々は捕われてしまう。

人々はマインドを使って探求を続けて、探求の罠に落ちる。

だから、「これ」を直接目覚めさせなさい!

何がリアルで何がリアルでないか、明確にしなさい。

すると、人生がゆっくりと変化し始める。

「これ」には、穏やかな愛に満ちたエネルギーがあるのを感じるかな?

キ:ええ、感じます。

フ:そこには、穏やかな光がある。

そうしてそれは、人間を越えたところに根付いている。

存在の広がりが、これと関わっている。

キヨタカは、「これ」の中にある。

あなたの中に「これ」があるのではない。

「これ」こそが本当のあなたであり、境地ではない。

「これ」は境地を越えている。

「これ」こそが、あなたの究極の自己だ。

それが解るだろうか?

キ:はい。

フ:あなたが「これ」を得る事は出来ない事を知りなさい。

あなたは、唯一「これ」に目覚める事が出来るだけだ。

あなたが見出したり、引き起こしたりする事は出来ない。

あなたの内側で、それが目覚める事が出来るだけだ。

そして、その目覚めとともに止まりなさい。

我々はあなたの全てに対して、内的レベルでこれをサポートしている。

あなたのマインド、感情、過去のカルマの全てを、「これ」と整合させようとしている。

だから「キヨタカ」が人生を生きるのではなく、「これ」があなたの人生を生きる事を許しなさい。

「これ」だけの為に生きなさい。

今生、まだ幾らかの時間が残されている。

既に多くの事をあなたはやった。

今こそ、「これ」の為にのみ費やす時だ。

「真実」に・・・。

まだそれを感じるかな?

キ:もちろん。

フ:それは変化するかな、それとも安定しているだろうか?

キ:安定しています。

フ:そう、それは安定している。

昨年のハワイ・リトリートで、あなたの中で開かれたものがこれだ。

それはまだ「赤ん坊」のレベルだ。しかしそれは、あなたの中で成長する。

だからこそ「これ」と共に漂い、「これ」の為に生きなさい。

あれこれ考えてマインドに入り込まない様に。

欲望や恐怖をただ落として、「これ」の為に祈りなさい。

キヨタカに属する全ては、死ななければならない。

根本的にキヨタカは死に、「これ」だけが生きる。

他の何者でもない。

「これ」こそが私であり、全ての人に対して私は「これ」を開いていく。

そして、「私であるもの」と「あなたであるもの」は同じで、違いはない。

フーマンとキヨタカは違う。

しかし、プレゼンスは同じだ。

普遍のI AM、普遍の自己、究極の自己は、誰もが同じで違いはない。

仏陀の本性は、ただ「これ」だ。

だからOSHOは、「あなたは既に仏陀だ」と言う。

なぜなら、「これ」は既にあなただからだ。

これこそが、あなたの本性だ。

あなたがわざわざ日本からやって来たのは、この事を知るためだ。

あなたは、ある特定の理由があってハワイに来たと思い込んでいる。

しかし、このプレゼンスが、あなたをここへ呼んだのだ。

あなた自身のプレゼンスは、「自分は目覚める為にここに行く必要がある」と既に知っている。

それがあなたをここに呼び、あなたはシンプルにそれに従った。

それに抵抗しなかった。

マインドでも感情でも意志でもなく、何かハートの中に「正しい」と感ずるものがある。

そして「これ」があなたの人生を形成する様になる。

私は、キヨタカが誰かすら知らない。

私はキヨタカとは繋がりがない。

しかし「これ」が故に、あなたはやってきた。

やがて「これ」が、あなたの人生をリードする様になる。

あなたが海に行くと、マインドを使わないので、再びそれは開いていく。

ここでは、それをより強化し、もっと整合させる。

肉体の全ての細胞が、それで満たされる様になる。

そうする事で、それはもっともっとあなたに止まる様になる。

そうして、それはあなたの一部となる。

あなたの人間の部分が、「これ」を飲み干す。

あなたの身体の細胞の一つ一つが、「これ」で満たされる。

そうすることで、自分自身を思い起こす。

OSHOがこの部屋にやって来て、「あなたの仏陀の本性は何か?」「真実の自己は何か?」と尋ねたら、何と答える?

「まだ探求中です」とでも答えるつもりなのか?それとも、「これ」と答えるのか?

キ:「これ」です。

フ:そう。それは「これ」としか言いようがない。

OSHOソングの歌詞に「Ah,this!」、「Ah,this!」とあるだろう?

「これ」、「これ」だ。

「これ」が何なのか定義する事は出来ない。

しかし、「これ」なのだ。

解るかな?

キ:はい、よく解ります。

フ:あなたは今、ハワイに滞在中で、私のエネルギーはいつでもあなたと共にある。もっともっと「これ」に止まりなさい。

ハワイ島は住民が少ない小さな島だから、あまりマインドがない。

大洋に囲まれているので、マインドを取り除いてくれる。

ここである体験をすると、それが後まであなたと共に止まる。

自然の中で静かに過ごし、美しい時を過ごしなさい。

しかし「これ」にワークし続けなさい。

あなたに会うたびに、私はそれをもっともっと開く。

「これ」に関して、まだ何か質問はあるかな?

キ:いえ、ありません。

{山積みの質問を抱えてハワイにやって来た筈だが、結局は質問がないスペースにいつの間にか完璧に導かれていた、、。}

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