恩寵の扉が開くまで part2

(4)漂いなさい

キ:数年前に比べて、なんだか「怠け者」になりつつある感じがするのですが、、。

フ:それでO.Kだ。

その「怠け者」という感覚は、あなたが自分の「意志」で物事をするという感覚を失いつつある事から生じている。

「怠ける」という感覚は、マインドの一部が落ちつつある事からやって来ている。

なぜならあなたの「意志」と「マインド」は繋がっているからだ。

「マインド」が落ちるに従い、「意志」は弱まる。

あなたの中で「あれがしたい」「これが欲しい」という欲求や衝動が、以前と比べて少なくなっているはずだ。

なぜなら、あなたは今「自然な状態」にあるから・・・。

あなたのビーイングは、ただ在ろうとしている。

あなたはそれほど多くの物事をしたいとは、思わなくなっている。

スピリチュアルな物事でもそうだ。

今のあなたにとって、たくさんの事をやり過ぎるのは危険だ。

キ:そうですか!?

フ:漂いなさい。

今はとても、微妙で繊細な時だ。

あなたがシフトして、真実の自己へと開きマインドが落ち始める時は、リラックスして漂う必要がある。

あれやこれやと、マインドを通してする事(Doing)は良くない。

ヨガビジャがあなたにヒーリングをする事を勧めたのは、あなたのビーイングがリラックスする事をもっと許せる様にだ。

よりハートが開けば、マインドと意志はハートへと引き込まれる様になる。

そうすると、もっと自分に寛いで楽でいる感覚がやってくるだろう。

それがとても重要だ。

今年、来年、再来年の3年間は、ただ漂いなさい。

やり過ぎる事は、全く良くない。

非常に微妙な時期だ。

マインドの根はまだ存在している。

やり過ぎると、マインドへまた戻ってしまうだろう。

前回のハワイのリトリートで、あなたの中のやりて(Doing)の部分を取り除いた。

だからあなたはそれほど忙しく動く事は出来ないはずだ。

あなたを行動へと駆り立てる衝動が、もはやなくなりつつある。

たとえ一生懸命に頑張ろうとしても、頑張れなくなりつつある。

その様に感じるだろう?

キ:ええ。

フ:古い人格としてのあなたが、それほどいなくなりつつある。

だからあなたに今必要な事の全ては、ガイダンスに従い、このシフトを継続させ続ける事だ。

リトリートをする度に、愛を感じる度に、シンプルさを感じる度に、このシフトはより広がって行く。

それは赤ん坊の様に、成長して行く。

しかし、自分に厳しくしたり、先の事を心配し過ぎたり、考え過ぎたりすると、この赤ん坊は成長を止めてしまう。

これが、あなたの今の状況だ。

何生にも渡って、ようやくあなたはこの地点に到達した。

だからそこに止まって、その状況と共に漂いなさい。

あなたにとって、古い道はサムライの道だった。

その反対の道に、今あなたは位置している。

しかし必ずしも、「全く何もしないで過ごせ」と言う訳ではない。

そうではなく、「物事を非常にリラックスしたやり方で行いなさい」という事だ。

やり手(Doer)の部分を見つけない様に。

やり手の部分を手放しなさい。

これは、何生にも渡った末にようやく与えられた贈り物なのだ。

この贈り物を、あなたの中の神聖な場所にキープし続ける必要がある。

そしてよくその事を理解して、ゆっくりと成長させなさい。

今後はリトリートをする度に、このシフトがどんどんと開いて行くだろう。

それは色々な形を取るけれど、いつでもその赤ん坊が成長するプロセスなのだ。

時には喜びに満ち溢れ、時にはとても深く静かに、時には愛に満ち、時にはただの普通である事を感じる。しかしそれらは全て同じものだ。

今回あなたがここへ来た理由は、この事を知るためだ。

この事を明確に理解して、あまり考え過ぎない様に、、。

ただ手放して、明け渡す。

今は、神へ、光へ、真実のあなたへ、存在へ、完全に明け渡す時だ。

何に対しても、抵抗したり無理強いしたりしてはならない。

物事を無理に起こそうとしてはいけない。

ただ漂って、ワークする事とワークしない事、瞑想する事としない事、愛に満ちる事と普通でいる事、その完璧なバランスの中に居なさい。

>>(5)「伝統を越えた悟り」の翻訳