恩寵の扉が開くまで 完結編

(4)世界平和の祈りと癒し

フ:今、あなたの姉は病気で苦しんでいる。 彼女の苦悩があなたに影響を与えているんだね?

キ:ええ。彼女を助けたいと強く願っているのですが、私が今まで学んだ瞑想を伝えようとしても全く伝わらなくて・・・。

3ヶ月前に一週間山に籠って個人リトリートをしたんです。

その帰りに伊勢神宮へ行って、姉の為に生まれて初めて「祈祷」をしてもらいました。

神楽舞(かぐらまい)と言って神に舞いを奉納するのですが、息を飲む程素晴らしく神聖な次元に触れる不思議な体験をしました。

その後何かに導かれる様にある人の教えを知り、「これだ!」と思いました。

その教えは非常に平易で、これなら彼女にも理解できると思いました。

それ以来、私はその人の本やテープを姉に紹介しています。

フ:それは素晴らしい! その人の名前は?

キ:五井先生と言います。既に亡くなっていますが合気道の植芝先生とも晩年に親交があったそうですよ。

{フーマンは以前合気道を学んでいた事があるそうで、創始者の植芝盛平の事を尊敬していた。だから目を輝かせた。}

フ:Very Nice! それはとても興味深いね!

キ:五井先生の教えはあまりにも易し過ぎて、今まではこの人の事を見過ごして来たのですが・・・。

フ:それは易しいから見過ごした、というのではない。 ここ数年であなたのハートがより開いたので、より真実に近づいたのだ。

物事を違った風に見る事が出来る。

以前はマインドで見ていたので、見過ごしてしまった。

今は、真実のあなたに近い視点で物事を見る。

だからそうした教えや他の物事の中にも、真実をより簡単に見る事ができるのだ。

キ:彼の教えは瞑想ではなく祈りなのですが・・・。 「世界人類の平和」を祈ります。 姉にとって助けとなるでしょうか?

フ:それはビューティフルだ。もちろん助けになる。

是非とも彼女に紹介するといい。

彼女の名前は何?

{姉の名前を言うと、彼女の名前を何度か呟いて彼女の魂にチューニングを合わせた。あたかもその場で幽体離脱をして彼女の魂と出会っている様な感じだった。}

フ:彼女の意識は、まだスピリチュアルな教えに対する用意が出来ていない。

しかしこの特定の教えと祈りはとてもシンプルだから、彼女にも理解出来る。

あなたもまたその祈りを使う事で、彼女を助ける事が出来る。

世界平和の祈りは癒しをもたらす。

彼女をあなたのハートに取り込んで祈りなさい。

あなたは癒され、彼女にもその癒しが伝わるだろう。

中東やアフリカなどの国々だけが世界平和の対象ではない。

あなたと姉との関係性も世界の一部だから、そこに平和をもたらしなさい。

キ:彼女の病気に対して、祈りは役立ちますか?

フ:もちろん絶対にそうだ。

病気に限らず世界紛争に対しても、祈りとサイレンスによって影響を与えることができる。

昨年のイラク紛争以降、私は毎日を平和の祈りに捧げている。

だから、フルーツ断食リトリートの参加者に向けて「平和の祈り」をするよう伝えたのだ。

{フーマンのサジェスチョンで定期的に行われていた「フルーツ断食リトリート」では、独自の「世界平和の祈り」も行われていた。}

祈りとは単なる言葉ではない。

特にあなた達のように真実に目覚めつつある人々が祈ると、それは実効性がある。

もはやその祈りはマインドのものではない。

その祈りには真実が入る。

あなたが祈る時、あなたとあなたの姉との間には分離がなくなる。

ただ一つの意識だ。

彼女はあなたの一部となる。

だから本当は、彼女への祈りは自分への祈りと同じ事なのだ。

世界平和の祈りは、自分に平和をもたらすのと同じ事になる。

彼女が癒される事で、あなたはより平和になるのだから。

  

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