恩寵の扉が開くまで 完結編

(7)アマテラス

キ:ところでどうも最近、神道的なエネルギーと共鳴し始めている様です。

いったい何が起こっているのでしょう?

神道は国粋主義的なところがあり嫌いでした。

フ:なぜ?

キ:戦前の軍国主義は神道が大きく影響していたし...。

フ:日本が戦争に負けたから?

しかし、軍国主義と神道は別物だよ。

{同じ神道という言葉を使っていても、私が嫌う神道的イデオロギーとフーマンの語る霊的エッセンスとしての神道とでは全く別次元で話が噛み合なかった}

キ:いや、別に日本が負けたとかそういう訳ではなくて...。

そもそも神道には知的センスをあまり感じられません。仏教と比べると緻密な教義はないし、世俗的・現世利益的だし...。狂信的な人や神懸かった荒唐無稽な言動をする人も大勢います。

神様信仰とは眠りこけた人々がすがる杖のようなものです。

盲目的な信仰から目を覚まして真の自己を生きる事こそが、我々瞑想に志す人々の役割だと思うのです。

フ:神道について、私がどう理解しているのかを話そう。私は日本人ではないので、よりクリヤーな立場から神道を見る事が出来るからね。

キ:ええ、ぜひお願いします。

フ:私が最初に日本を訪れ多くの日本人に接したのは、2002年だったね。

日本を去って数ヶ月後に、日本のある存在(Being)が私に呼びかけるヴィジョンを視た。

その存在が私に、「来て下さい。」と言うのだ。

その存在は私のプレゼンスと非常に良く似ていた。

もちろん私とは違うが、同じ光明を得たプレゼンスだった。

馴染みのない存在だったので、最初はそれが誰なのか解らなかった。

それから数ヶ月後に、また別のヴィジョンを視た。

そしてその存在が、日本の神道信仰と繋がっている事が解った。

その後で色々と調べた結果、それが「アマテラスオオミカミ」と呼ばれている存在である事を知った。

その彼女が再び訪れて、ハワイにある神道の神社のお祭りに行く様に誘うのだ。

そこでそのお祭りが行われる日にその神社へ行ったら、再び彼女のプレゼンスが私の所へやって来て私に語りかけた。

「今度日本に来たら伊勢に来て下さい。」・・とね。

前回伊勢を訪れたのは、その為だった。

こうして目に見えない「聖なるプラン」にステップごとに導かれて、前回の来日となった。

キ:そうだったんですか!

{フーマンは2度目の来日の際、多忙にも関わらずわざわざ伊勢へ出かけた。不可解な行動をする人だとしか思わなかったが、その背景にはフーマンならではの動機があった事を聞かされ、驚いた。}

フ:伊勢神宮で「神楽舞」という儀式を奉納した所、そのプレゼンスがまたやって来て私に話しかけてきた。

「私は日本の神、天照大神です。」とね。

これは個人的な事なのだが、あなたには伝えておこう。

彼女が言うには、私が日本人にワークするのは、過去生からの因縁である事。

そして私のエネルギーと光は、他のどの様な教えよりも彼女のエネルギーに一番近いと言う。

その時は、まだ神道をよく知らなかった。

しかし彼女と出逢ったおかげで、直ちに神道のエッセンスを理解した。

なぜなら彼女は神道の神だったし、彼女こそエッセンスそのものだからね。

そして、日本人は彼女のプレゼンスの子供達だ。

伊勢神宮に行った後で、日本の生徒の数人が彼女と密接に繋がっているのが見えた。

だから、その生徒達に対して「伊勢へ行きなさい。」とサジェスチョンした。

なぜなら、彼女は私に「私の子供達をここへ連れて来て下さい。」と語ったからだ。

彼らは伊勢に行く事で、もっと彼女のエネルギーと繋がった。

それが彼らのスピリチュアルな道だった。

それは、神道の信仰形態とは全く違う。

その光、そのエネルギー、そのプレゼンスこそが神道の真髄なのだ。

{外国人の立場から見た一般的な神道の解釈を予想していた私は、フーマンの語る神道体験に、ただ唖然とするしかなかった。後日詳細に話を聞く機会があったが、フーマンの来日はこうした目に見えない存在に導かれたからだと言う。私とは全く異なる次元の違ったリアリティを生きている事を、改めて思い知らされたのである。}

>>(8)神道コネクション