恩寵の扉が開くまで 完結編

(5)ただこれで在りなさい

フ:用意ができたら、もう一度ゆっくりと目を開けなさい。

そして、ただ「これ」に寛いでいられるかどうかを見なさい。

ただこれで在る(Just Be This)!

外側の景色は、夢に過ぎない。

目を開けると、夢が見える。

目を閉じると、夢はない。

夢を手放しなさい。

夢の中で何かが起っても、それがどうしたと言うのか?

外側の物事や人々は、絶えず変化し動いて行く。

音があり、色があり、動きがある。

でも、それがどうしたと言うのだろう?

それらは、単なる夢に過ぎない。

「あなた」は、いつでも静止している。

マインドは何処にある?

キ:...今はありません。

フ:あなたは、ちょうど2歳児の様なものだ。

2年前に「これ」が生まれ、頼りなく歩き始めたばかりだ。

あなたは新しい生を生き始めた。

かつての古いキヨタカは、もういない。

しかし、新しいキヨタカはまだほんの赤ん坊で、成長し始めたところだ。

2年前のあなたには、まだたくさんの欲望があった。

そしてたくさんの心配事や質問が・・・。

しかし今、それらは何処にある?

日本でも、だんだんと忙しなく動き廻る事が出来なくなりつつあるだろう?

あなたはもっと、そうした事柄から自由になりつつある。

自分のその変化に気づいているかな?

以前は、とても忙しくしていただろう?

キ:ええ、確かに。

フ:以前のあなたは、現象世界のリアリティと強く同一化していた。

今、あなたはそれほど同一化していない。

もっと自由だ。

私は、たくさんのマインドをあなたから引き剥がした。

今あなたは、どうやって「これで在る」かという在り方を学んでいる。

そして、もっとそれを体現しつつある。

それが今、あなたに起こっている事だ。

それが完結するには、ある程度の時間が必要だ。

>>(6)恩寵とは何か?